JBCF石川ロード

体重=59.6㎏・体脂肪率=6.9%
石川ロード史上最凶の酷暑による一本調子な展開のお陰で、41位(先頭から4分ちょい遅れ)完走できました。
今年は一度も完走出来ていなかっただけに、ちょっとホッとしています。応援・サポートしてくださった方々、ありがとうございました!
3:45起床。昨日のうちに借りておいた格安レンタカーで4:30に出発。朝早く、涼しいはずの那須高原でも気温表示は25℃で、今日の酷暑は決定的です。どこにも寄らず、会場着は6:58ほど。毎度の駐車場に入れる。すでに日差しギラギラで暑いですが、個人的には暑くなることを祈っていたから、これはこれでニヤリです。度を過ぎた暑さになればプロでも何度も動くことは出来ないはずで、一本調子の淡々としたサバイバルな展開になるはず。それは私の嬉しいトコロ。
そして、そうなりました。
ローラーアップは汗を掻きすぎてよろしくないので短め強めで切り上げて、出走サインをしてからコースでアップ。下から補給所までそれなりの強度で登り、下って一段目だけを全開で数本。調子よし。
加納町長の素敵な挨拶を聞いてから、9:15にパレードスタート。捌きの下手な私でも、なぜか石川のパレードだけは自由自在に動くことが出来ます。ポジションを上げていって、ほとんど最前列でコースイン。去年もスタートアタックを決めた北野くんに『逃げる気ですか?!』と聞かれたので、『もちろんだぜー。一緒に行くぜー』とか適当に答えておきましたが、今年のJPTレースはオールDNF。今回くらいはきっちり完走しておきたかったので、やっぱり大事に行きたいのココロでした、ホントは。
コースに入っても赤旗が降ろされず『酷暑のために一回目の登りはパレードかな?』と思っていたら、青旗が振られてリアルスタート。一気にペースアップする集団中で、ダッシュした北野くんがなにやら物凄いメカトラサウンドを響かせて停まり、皆に罵声を浴びせられていたのが気の毒やら面白いやら(笑)。
ここ数年は一回目の登り(ゼロ周目)で逃げがいったん決まっちゃうのがお約束だったのに、今回は決まらずにずっと速い。ひー。いきなりのドカーン苦手な私には最悪の出だしではありますが、遅れそうなほどではなかったのでホッ。ピークをクリアし、裏のアップダウンも速いまま。ヘアピンを曲がってからの登りでようやく逃げが決まってくれて、集団は沈静化。逃げに乗らなかった?乗せなかった?ブリッツェンの集団フルコントロールが始まり、ここからは想像した・期待した通りの一本調子な展開です。登りはびっくりするくらい遅く、代わりに下り・平坦・細かいアップダウンはしっかり速い。逃げとのタイム差は最大でも1分半で、開きすぎず早く捕まえすぎず。
理想的~(私にとって)。
6周目の後半で逃げ集団をキャッチし、登りで一気にペースアップして集団崩壊。私は第二集団からもちょい遅れちゃいましたが、数人でしっかり追ってピークまでに再合流していくことに成功。前は20人ちょいで、この第二集団が30人ほど。石川ロードは足切り5分とメチャ厳しいのですが(ただし、年によって厳しく取るときと緩いときがあります。今年は緩かったみたい)、これで完走は決定的。
最終7周目の登りで脚が動かなくなり集団から遅れてしまいました。ここ、必死度がちょっと低かったかもしれません。完走が確定し、何が何でも食らいつくという気迫が薄かったかも。反省。同時に遅れたホセくんと一緒に行こうと思ったら、ホセくんは登りが遅い。『おおっ!オレの登りも捨てたもんじゃないかも~』と思いつつ(もちろん超勘違い)単独で行ったら、途中の緩斜面でホセくんがアイランくんと連れて凄いスピードで現れたので、最後尾に便乗させてもらってゴールまで。最後にちょい刺しすれば30位台だったのですが、それは下品なプレイなので後ろで大人しくゴールして41位でした。
暑さによる遅さと展開の単調さに救われて完走できたとはいえ、まずはホッ。

機材
MERIDA REATCO 52*39/12-28(11speed)・BORA ULTRA 50mm チューブラ・ビットリアコルサ 25C

ウエア
BIORACER長袖エアロワンピース・OGK AREO-R1・シューズRC-9・指切りグローブ

補給
CCDリキッド5本・水分は合計で1500ccほど(意識して多めに摂りました)

コンディション
猛暑がお約束の石川ロードでも史上最強の酷暑

石川ロードは町民の皆さまがほんとに歓迎してくれている雰囲気がとてもいいです。接待所でおにぎりやら何やらを食べ、E1で六位入賞の松下くんの表彰式を見てから撤収。帰りも渋滞なしでスイスイ。