北軽井沢チーム合宿一日目

はじめに

今年の北軽合宿は8/11-12の日程で、チームの練習会と絡めてフィッツ合宿としてみました。

  • フィッツ:黒川・野口・香川・中村(二日目のみ)・奈良
  • FORCE:八幡さん
  • サイタマプロジェクト:奈良祥吾くん
  • サポート:ザルツ監督・臼井

ザルツ監督にサポートカーで着いていただきました。心強かったです。

4:15起床。ザルツ監督に迎えに来ていただき、荷物を積み込んで5:15出発。集合場所に中軽井沢までは、普段であれば二時間かからないくらいなのに、お盆渋滞はやっぱり強烈。花園のあたりでややハマり。以降は交通量多めながら、なんとか順調。軽井沢手前にも猛烈な渋滞があったので、一個手前の松井田妙義ICで降りる。
集合場所には7:40着と、ちょい遅れながらまずまず。黒川さんと祥吾くんは先着していましたが、東京組は渋滞にドハマりで結構遅れそう。なので、三人で先に峠を一本走りに行きます。

碓氷峠(国道18号旧道)

8:00スタート。天気は曇り。昨晩の雨で路面はヌレヌレながら、今日は雨の心配は不要そう。二人とも初軽井沢碓氷峠も走ったことがないとのことだったので、軽井沢駅前を眺めてから国道18号旧道を下っていく。途中でめがね橋観光。
横川駅で折り返して碓氷峠アタックスタート。最初の坂本宿のあたりまでは私が引き、峠道に入ったら背後から祥吾くんがぴゅー。『おいおい、使い捨てかよー』と思いつつ、今日のこの先のハゲしい行程に備えてちょい抑えめに追いかける。まあ、全開で追っても追いつけるわけではないですけどねー。
碓氷峠はカーブが多く(184個)、勾配も緩めでアウターでスーッと行ける気持ちのいいトコ。サクサク走ってピークまで。黒川さんもすぐに到着し、そのまま中軽集合場所に戻る(9:35くらい)。
準備中だった東京組の面々と合流し、10:00に本編の御開帳。

浅間サンライン

国道18号から浅間サンラインへ。アップダウンが連続する気持ちのいい道ですが、マジメに走るととてもキツいトコでもあります。綺麗な隊列を組んで、長めの引きで車坂峠の登り口まで。

車坂峠

私以外の全員が初めての車坂峠。うらやまCです。最初の2kmくらい?車坂峠ヒルクライムのスタート地点までは皆で行き、そこからバトル開始。登れる二人(悠真・祥吾)がペースを作り、他の面々が必死で食らいつく。ちょびっとしたら我慢大会をしているのは八幡さんと私の二人だけになり、ほとんど同時に遅れ始めちゃいました。あの二人ハヤスギー。
そこからは八幡さんとラブラブランデブー。勾配がキツいトコでは(珍しく)私の方がスーッと先行するものの、緩いトコでは圧倒的に八幡さんのほうがしっかり踏める。追いついてきて、さらに前へ。私はつけずに差が開き、勾配が急になると追いついていくの繰り返し。
残り2kmくらいの地点で悠真くんにヤられた祥吾くんが見えてきて、見るからに死亡している雰囲気。ジワジワと差を詰め、勾配が急めなトコでスピードアーップ。二人まとめて振り切っちゃうぜ~。
・・・振り切れませんでした。あるいは、いったんは差をつけたものの残り1kmの緩斜面で捕まっちゃったのかも。三人でピーク前まで行き、ゴール前の様子を知っているのは私だけ。その私が溜めてギリギリのタイミングで仕掛けるのもアレだなあ、と思えたので、早めに私からゴールスプリント。どうだ、まいったか!
まいりました!八幡さんにサクッと捲くられて沈没。それでも(久しぶりに)ヒルクライムで最初から最後まで気を抜けないバトルが出来たので満足です。
最後尾までちょい折り返して登り返し、ちょい休憩してからロングなダウンヒル。菱野温泉を経由して、浅間サンラインへ。

地蔵峠

浅間サンラインをちょびっと走ってから、地蔵峠へアタック。距離も獲得標高もピーク標高も車坂峠より少なめではありますが、間違いなく車坂峠よりもキツいです。おおよそは10kmで平均10パーとか?体感的にはもっとキツいかも。車坂峠を登った後なのでなおさら。
スタートが予定よりもかなり後ろ倒しになって時間が怪しくなったので、ここはピークで折り返しにします。先頭が折り返してきたら、登っている面々はそこで足切りDNFです。厳しいルールです。なんとか完走したいな。
サンラインのコンビニで微休止してから一番地蔵までは皆で脚を揃えて登り、そこからフリーで。勾配がキツすぎるので、一番地蔵から1kmも行かずに集団は存在しなくなり、バランバラン。先頭を悠真くんが行き、その次は・・・おー、私だー。珍しいこともあるもんだー。今日は当社比的に調子がよく、なんか急勾配でしっかり踏める気がします。気のせいかもしれません。悠真くんをしっかり睨んで追走。タレろ、タレろ。
タレませんでした~(そりゃそうか)。中間地点の四十番地蔵のあたりで見えなくなってしまい、そこからは自分でペースを作って登る。遅れを最小限に止めれば、なんとかピークまで行ける、かも。
行けました!頑張りました!ゴールした悠真くんが一息ついている時点でピークまで到着できてホッ。大差なく八幡さんもゴール。完走はここまでの三人として折り返していくと・・・香川くんがゴール直前まで来ていた!厳密にはDNFですが、その位置ならと大目に見て、完走おめでとうございます。ありがとうございます。気迫を見せていただきました。他の二人はDNF。一人は・・・三十番地蔵付近の草むらで死体のように横たわっていました(笑)。

浅間サンライン

先ほどのコンビニで小休止してから、浅間サンラインを逆に走って中軽井沢に戻ります。戻るだけ。浅間サンラインは15キロほどの、登り基調のアップダウン。どーってことはないね。
どーってことは大アリでした!脚が余っている(?)悠真引きが炸裂!!背後に必死で食らいつきますが、目から★。口からヨダレ。なんだ、そのゴリゴリ。きみはどんだけ引けんだ~。勘弁しちくり~。気がつくと新旧奈良の二人だけ。他の面々はご愁傷様でございます。
さすがの悠真引きも終盤になってちょっとだけ勢いが落ちてきたので、最後の登りだけはローテして前に出る。【僕も頑張っています!】【キチンと引きました!】アピールですね。セコー。
浅間サンラインのドンツキまで行って後続を待ち、そこからは流して旧追分宿なども観光しなからデポ地に戻る。

  • 8:00→9:35、10:00→15:00
  • 137km・3487mアップ(ルートラボ調べ)
  • 140kmくらい・3550mくらい(私はたぶんこれくらい)

終始曇った空模様でしたが雨には降られず、暑からず寒からず、ちょうどいいコンディションだったかも。地蔵峠折り返しにしたのも、結果的には良かったような。
お疲れさまでした!

練習後

ツルヤで買い出す予定でしたが、あまりのお盆混雑のために厳しいです。先に戻っていてもらったザルツ監督透水に買い出しをしていてもらい、他の面々は着替えただけで北軽井沢行き。

北軽別荘にて

みんなの力を借りて夕ごはん作成。

[夕飯備忘録]
ポットロースト(豚ヒレ、豚ロース、人参、玉ねぎ)
鯛めし
明石焼き
野菜の網焼き(白茄子、黄色ズッキーニ、ブラウンマッシュルーム、とうもろこし)
海老の網焼き
ベトナム風焼き茄子(ニョクマム使用)
なんちゃってツナ入りサラダ
大豆ミートひよこ豆のカレー
シーフードのクスクスサラダ(クスクスは世界最小パスタ)
いぶりがっこクリームチーズ乗せ
ガスパチョ(飲むサラダ、スペインの冷たいスープ)
とろとろ湯豆腐
野菜スティック、バーニャカウダソース
フランスパン
鰯の薫製スプラット
イベリコ豚のレバーペースト
ビーツ入りフムス(フムスは中東のひよこ豆のペースト、ビーツはNO豊富)
自家製ドライトマトのオイル漬
豆腐のタルタル
中東風ヨーグルトディップ
紫玉ねぎのスライス
カット果物(パイナップル、スイカ

チャパティは焼けなかった、キッシュとパスタは作らなかった。

食後は早々にみんなアウツ。布団までたどり着けず、ハンモックで沈没したのが一名、ソファーで気絶していたのが一名。